我が道を行く!家好きのわたしが語る、物件探しの心得

業界入り前不動産よもやま

わたしが不動産屋になる前に経験した、賃貸物件探しでの出来事をご紹介します。

無事に群馬での職場が決まり、太田市での住まい探しが始まりました。

当時、県外に住んでいたのですが、ポータルサイトで検索するのはもちろん、持ち前の行動力(笑)でフラッと太田市に出向き道路沿いの不動産屋を片っ端から訪問したり、アパート現地の入居者募集看板を見て電話したりと、精力的に動いていました。

数えきれないほどの物件を内見しましたが、なかなか条件に合う物件が見つかりません。賃貸といえども住まいには譲れないこだわりがあって(笑)

明るさ:リビングはもちろん、キッチンにも窓があって日が入ること
断熱:夏でもしっかりとエアコンが効き、冬でも床が冷たすぎるのはイヤ
開放感:これが感じられないと暮らせません。うまく言語化できないけど(笑)

そんな中、完成間近の戸建てアパートを見つけて、入居者募集看板の不動産屋さんに電話し内見することに。するとほぼ条件に近い!初期費用も聞いて前向きに検討しつつじっくりと物件を見ていると、別の不動産屋さんが次のお客さんを連れて内見に来てしまいました!今思えば、わたしが内見に時間かけすぎたのかもしれません。そこで慌ててしまいこんなことに。

わたし
わたし

この物件を押さえることってできますか?

担当営業マン
担当営業マン

申し訳ないのですがそれはできません…。

次のお待ちのお客様が申込みをすればそれで決まってしまいます

わたし
わたし

じゃあ今すぐ申込みます!

待っていたお客さんには申し訳ない気持ちでいっぱい。不動産屋さん、怒られてましたね(汗)
申込みは早いもの勝ちとはいえ、同じ立場だったらやっぱり怒っちゃいますよね。

その後お店に移動し、説明や保証会社の審査申込みなどの手続きを終えて帰宅したのですが…その晩、モヤモヤ。

北の部屋、やっぱり床が冷たい気がしたな…
朝昼晩で日当たりはどう変わるんだろう…

優柔不断な自分が即決してしまったことに不安を感じ、眠れなくなってしまいました。やっぱり考え直そう。ああ、やってしまった…。

翌朝、担当営業マンに電話をしたところ、快くキャンセルを受け入れて下さいました

「契約前なので大丈夫です。永山さんがきちんと納得できる部屋を選んだ方が絶対にいいですから。またお手伝いできることがあればいつでもお声かけ下さい」と優しいお言葉を添えて。

前日、長時間の手間を取らせてしまったにもかかわらず、とても丁寧で柔らかい対応を頂いた営業さんには本当に申し訳なく思うとともに、心より感謝。

あの営業マンの対応は、不動産屋になったわたしにとって一つの見習うべき姿です。まあわたしの場合、お客さんとの会話はもちろん、案内自体も楽しんじゃうフシがあるので少し方向性は違いますけどね(笑)

賃貸物件探しにあたってわたし流の心得

  • 色んなポータルサイトで検索し、興味がある物件はすぐにサイト内フォームから問合わせること
  • この時代に飛込みはおススメしません(笑)
  • 焦って決めるのは禁物
  • 申込後にどうしてもキャンセルしたい場合、契約前であればキャンセルは可能
  • 不動産屋は、物件を何回案内しても契約してもらえなければ一円にもなりません

最後の一行がミソです(笑)住まいのこだわりが強い方は、信頼できる不動産屋に出会ったらとことんこだわりをぶつけて、色んな物件の内見を楽しみましょう!家好きな担当者なら、仕事を忘れてきっと心行くまで案内してくれるはずですよ(笑)

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