大家さんゴメンナサイ!こっそり猫チャン飼ってました…

不動産豆知識

今となっては本当にゴメンナサイです。
もうウン10年前ですが県外に住んでいた頃、ペット禁止のアパートでこっそり猫チャンを飼っていたことがあります。(もちろん自分が不動産屋になるなんて思ってもいなかった頃です)

公園に置き去りにされていたハチワレ子猫をもらってこっそりと飼い始めたのですが、この子がホントにお利口さんで、大声で鳴いたりお部屋を汚すような粗相もなく、お隣さんにも大家さんにも誰にもバレませんでした…笑 しかも2年間!

その後、戸建てに引っ越して事なきを得たのですが、今思えばなかなかリスキーだったなあと感じます。現在、不動産屋という立場になってみて言えることは、ペット禁止のアパートでは絶対に内緒で飼ってはいけません!

どの口が言うんだと突っ込みが入りそうですが絶対にダメですよ。笑

ペット禁止には理由があります

そもそもペットを禁止しているのには理由があります。大きなところではやはりトラブルを防ぐため。具体的には、ニオイや鳴き声によるご近所さんからの苦情、糞尿などによる部屋の汚れです。

ペット禁止アパートの賃貸契約書には、間違いなく「ペット禁止」と書かれています。飼っていたことがバレた時点で即刻退去とはならなくとも、ほとんどの場合バレた時点でクレームなどのトラブルになっていて、それを理由に契約解除となる可能性が高いです。

また、普通の使い方をしていた場合の壁紙やクッションフロアの劣化は、大家さん負担で原状復帰となるのが基本ですが、ペットを飼っていたという契約違反があれば、例えペットによる汚損がなくとも全額が借主負担ともなりかねません。部屋全体にニオイがついていたり、床や壁の内側に染み込んだ糞尿の汚れは敷金では負担しきれず、追加でクリーニング費用が掛かる場合もあります。

何より退去となった場合に新しい物件がなかなか見つからず、大事なペットにかわいそうな思いをさせてしまうかもしれません。

それでもペットを飼いたい場合は

どうしてもペットを飼いたい場合、大家さんに相談してみてください。過去にペットのトラブルがあったわけではなく、慣例で「ペット禁止」としている物件の場合、動物好きの大家さんであれば「一匹までなら…」と条件付きで許可してくれることもあります。こっそりと飼うリスクをとるくらいなら、正直にご相談してみることをおススメします。

さいごに

ペットとの生活は人生を豊かにするためのライフスタイルの一つです。いつバレるかとストレスを抱えて生活するという本末転倒なことにならないよう、「ペット可物件」を選ぶようにしましょう。
SUUMOやアットホームなどのポータルサイトでは、さまざまなこだわり条件を使って物件を探すことができます。ペットと快適な暮らしをしたい方はぜひ一度「ペット可物件」を検索してみてください。

ちなみに、とこのま不動産にペットはいません。ご近所のワンちゃんや公園の猫チャンとのふれあいを楽しんでいます。

苦手な方も安心していらしてください。笑

タイトルとURLをコピーしました